大人の中耳炎日記

大人の中耳炎体験を公開!中耳炎で悩んでるやつぁ、オラんとこさ来ーーい!!

鼓膜切開について考える

      2015/07/25

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こんにちは、ヒゲもやしです。大人の中耳炎に関する話題を集めた当サイトの設立目的は、ずばり再発の防止です。

あの恐ろしい体験を二度度したくない!という自己中心的な思いから、中耳炎の体験談や治療方法、予防方法、日常生活における注意点、各種統計など、様々な観点から記事を書きました。勉強ノートみたいな感じです。

結果として、マニアックなサイトになりつつありますが、中耳炎の再発も予防できているので(そう思いたい)、これからもマニアック路線を突き進みたいと思います。

今回は中耳炎治療の要、鼓膜切開について勉強したいと思います。

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鼓膜切開とは

鼓膜切開は、中耳における液体の過剰な蓄積によって生じる圧力を緩和したり、膿を排出するために、鼓膜を小さく切開する外科手術です。痛みの緩和や膿の排出以外にも、鼓膜チューブを挿入するために切開する場合もあります。

外科手術と言うと大げさに聞こえてしまいますが、英語版Wikipediaに書いてあるので間違いありません。

健康な状態であれば、耳管と呼ばれる中耳と鼻腔を繋ぐ細い器官によって、中耳内の液体は排出され、換気も行われます。しかし細菌やウィルスに感染し、耳管が閉塞したり機能低下してしまった際は、中耳に膿などの液体が溜まり続けます。これが中耳炎の代表的な症状です。自作の絵を載せましたので参考に。

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急性中耳炎のように鼓膜が圧迫されることにより痛みを伴う中耳炎の場合、鼓膜切開を行うケースが珍しくありません。私ヒゲもやしの場合も、初診で急性中耳炎と診断され、その場で鼓膜切開を受けました。あぎゃーうぎゃーな鼓膜切開の男気溢れる体験談をご覧になりたい方はこちらをお読み下さい。

 

鼓膜切開の歴史

歴史上、鼓膜切開が初めて行われたのはいつ頃なのでしょうか。調べてみると、1649年とあります。江戸時代の初期です。超がつくほどの歴史オンチな私には、この時代のイベントや生活が全く思いつきません。真面目に勉強しなかった自分を恨みます。

この1649年に、フランスのリオラン(Jean Riolan the Younger)という医師が、耳かきで患者の耳を掃除中に、誤って鼓膜を貫通してしまったのです。ひどい(笑)!でもこれによって患者の聴力が改善したので、リオラン医師もびっくり!

不謹慎にも笑ってしまいます。だって、人類史上初めての鼓膜切開が、耳掃除を誤ったことによるものだったのですから。さぞかし痛かったでしょう(笑)。ですが、この失敗が中耳炎治療を大いに進歩させたのですから、感謝です。

これ以降、動物実験をはじめとする様々な研究が行われ、1801年、鼓膜切開の有効性が学会にて発表されたのです。抗生物質が発見されるまでは、重い急性中耳炎を治療するための主要な手段でした。歴史の古い医療行為なのですね。

 

適応症

鼓膜切開によって効果が期待できる病気や症状にはどのようなものがあるのでしょうか。小児の場合、抗生物質の効かない滲出性中耳炎や慢性中耳炎において、鼓膜切開が行われる事が多いようです。大人の場合、これに加えて、耳管機能不全が原因の難聴めまい耳鳴りが適応症に含まれるようです。

私、ヒゲもやしの場合、鼓膜切開を2回経験しました。これは中耳炎体験で詳しく述べていますが、1回目は急性中耳炎に伴う痛みを和らげるために鼓膜切開を行いました。2回目は滲出性中耳炎に伴う聴力低下を改善するためです。

ただし、急性中耳炎における鼓膜切開の有効性に関しては、疑義を投じる報告(投薬による治療が有効であり、鼓膜切開し膿を排出しても治療促進しないという説)が複数あり、耳鼻科の診療方針によって、診療内容が異なるケースが往々にあります。かかりつけの医師の説明をしっかりと聞き、症状に合った治療を受けましょう。

 

鼓膜切開の手順

鼓膜切開は通常、外来処置として行われます。麻酔は局所麻酔が一般的ですが、小児においては症状や処置によって全身麻酔が行われるケースもあるようです。全身麻酔と聞くとびっくりしてしまいますが、医師が必要と判断した場合もあるんですね。

ちなみにヒゲもやしの場合は、もちろん局所麻酔です(当たり前だ)。その方法は、鼓膜切開する耳を上にして横になり、耳に麻酔作用のある液体を注ぎ、しばらくの間、電極を挿入し弱電流を流しました

電流を流すことで麻酔の効果を高めることができるとの説明を受けました(イオンフォルトレーゼ法と思われる)。もともと麻酔が効きにくい体質な事もあってか、上述の麻酔が効果をはっきしたのかは少々疑問です、だって、超痛かったんだもん…

これ以外にも、麻酔液を耳の中に垂らすだけの方法や、麻酔液を綿に染み込ませ、耳の中に詰める方法もあります。

麻酔後しばらくして、鼓膜を切開します。鼓膜切開用のメスを使用しますが、刃先は2~3mmほどの幅で、メスというよりも矢じりの着いたキリのようなものに近いのかもしれません。持ち手の部分がはさみ方になった鉗子(かんし)もあります。

このメスまたは鉗子を使って、鼓膜を数mm程度切開します。ザクッザクッと大きな音が聞こえ、なにやら耳の中を棒で突かれているような感覚でした。

切開後は膿を吸引します。私の場合、鼓膜切開は激痛を伴いました。いい大人ですが泣きそうになりました。麻酔の効きにくい体質&とんでもないビビリ体質が原因かもしれないので、当サイトにお越しの皆様はそんなに構えないでくださいね!

ちなみにレーザーを使用した鼓膜切開も行われています。メスによる切開と比べると、鼓膜の開口部が塞がるまでに時間を要するため、膿を排出しやすかったり、空気が通りやすいというメリットがあります(再切開が不要になる)。

切開した鼓膜は、個人差にもよりますが、通常3日程度で自然に塞がります。レーザーを使用した鼓膜切開の場合は10日程度かかるようです。

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そもそも鼓膜って切開しても平気なの?

「鼓膜は皮膚と一緒です。切開してもすぐに塞がりますよ!」
医師のこの一言で安堵した記憶があります。皮膚と同様に再生するので、心配不要なのです。

聴力への影響ですが、低下することはほとんどありません。ヒゲもやしの場合、2回の鼓膜切開を行いましたが、聞こえが悪くなったなどの経験はありませんでした。逆に良くなった経験もありませんでしたが、一般的に切開によって中耳に溜まった膿た滲出液が排出できれば、聞こえが良くなると言われています。

 

鼓膜チューブについて

鼓膜切開自体に問題ないことは既に説明していますが、短期間で鼓膜切開を繰り返すことは好ましくありません。そのため中耳炎と鼓膜切開を繰り返す場合は、鼓膜にチューブを設置し、空気を通すことで、回復を図る処置が行われることもあります。

この鼓膜チューブは数ヶ月で自然と排出されるため、特別な処置は不要です。チューブを鼓膜に挿入すると、中耳の換気が効果的に行われるため、中耳炎を繰り返す場合の治療方法として、かなり有効な手段です。

 

鼓膜切開後の注意点

鼓膜切開後、痛みが起こる場合があります。そのような場合は、医師の指示に従って痛み止めを服用しましょう。念のため、しばらくは痛み止めを持ち歩く様にしましょう。

鼓膜切開後、数日間は出血耳垂れが起きます。処方された点耳薬をはじめとする薬を適切に使用することが大前提ですが、お風呂やシャワー時は、耳に直接水が入らないように注意してください。

気をつけて髪を洗っても、意外と耳に水が侵入するので、綿やティッシュを詰めた方が安全です。その際、強く押し込むと鼓膜を痛めてしまうので、やさしく少量を詰めるようにしましょう。

また耳垂れが頻繁に起きますが、垂れてくる分だけをティッシュ等で拭いましょう。耳の中にティッシュや綿棒を突っ込んで耳の中を綺麗にしたりするのは止めてください。他人の耳の穴を除く人なんて滅多に居ないので、多少汚くても問題ないですよ!

また鼻をかむ際は、ゆっくりとやさしく、片方ずつかみましょう。両方の鼻を同時に強くかんでしまうと、中耳に強い圧力がかかり、内側から鼓膜を損傷してしまう可能性があります。塞ぎかかっていた鼓膜が再び開いてしまうことも考えられます。注意してください。同様の理由で鼻をつまんだ耳抜き(バルサルバ法)も禁止ですよ!

耳栓やイヤホンの使用は、鼓膜の損傷や細菌の感染を招く可能性があるので、控えましょう。

最後に

鼓膜切開は確立された歴史ある外科的処置です。これによって症状は回復するでしょう。なんら心配することはありません。

ただ、個人の体質によっては痛みを伴うことがありますので、心配な方は麻酔の効果を事前に確認した方が良いでしょう。

私の場合は、ちょっと、いや、そこそこ、というか超痛かったです(泣)

 - 中耳炎コラム

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Comment

  1. けいたん より:

    はじめまして、めまいが突然おこり、耳鼻科で診察受けたら、右耳が中耳炎でした。診断されるまで、中耳炎と知らずにいました。痛みがなかったので、いつから中耳炎かわからず…。つい先日鼓膜切開しました。薬は…ひとつも処方されず…。一杯飲むのやだなと思っていたから、出なくて良かったけども、なし…は、なしで淋しい?かも。めまいは薬を1週間ほど飲んだら止まりました。右耳はほとんど機能してない状態らしいので、切開して少し回復してるといいなと思ってます。ここのサイトとても参考になりました。ありがとうございます。٩꒰*´◒`*꒱۶

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      コメントありがとうございます!

      痛みを伴わない中耳炎を経験されたようですね。痛くないというのは一見聞こえが良さそうですが、発症から診察までの時間も長くなってしまうんですね。気付かないうちに症状が進行してしまうことも…うん、なるほど、勉強させていただきました。

      それにしても、鼓膜切開後の処方薬ゼロというのは驚きです。不安になるのも頷けます。ほんとに平気なの?と疑ってしまいますよね。症状や治療方針の違いによって、そのようなケースもあるのかな?自分だったら、「ラッキー、お酒飲めるぞぉ♪」なんて調子付いてしまうかも(って、だめですよ、飲酒は)。

      めまい症状を伴う耳の機能低下は、三半規管を含む内耳にまで炎症が達しているとも考えられます。規則正しい生活はもちろんのこと(年末年始にそれは厳しいかな)、主治医の助言に従ってくださいね(絶対ですよ)。

      このようなサイトですが、多少なりともお役に立てたようで、うれしく思います。けいたんさんの症状が良くなることを願っております。

  2. はせぴょん より:

    ちょうど盆休みに入って中耳炎になったんで、激痛に耐えて今日で4日目です。
    ようやく明日病院が開くので朝一で受診する予定ですが、この三日間が辛かった。。
    旦那にはこの痛みが伝わらずキレられ、3人の子供ら(7、5、0才児)がそっと休ませてくれるわけでもなく。。
    市販の薬(イブとパピナリン)を使っても激痛は激痛!泣きました。
    明日が待ち遠しい!でも、切開が怖い!また痛い思いをするのかと思うと、足が遠のきます。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      コメントありがとうございます!

      当サイトを運営して早2年、これまで数多くの中耳炎体験が寄せられて来ましたが、いやぁ、今までで一番ビックリしました。お盆休みに中耳炎を発症するなんて、なんと不運なんでしょう。しかもあの激痛に3日も耐えたなんて!

      さらに旦那様にも理解してもらえず、幼い子供3人の面倒も見つつ…脱帽です。想像するだけでも泣けてきます、うぅぅぅ…。私も辛い経験をしたと思っていましたが、はせぴょんさんと比べると屁の河童ですね。

      本日は通院されるとのことなので、鼓膜切開によって中耳炎の激痛が和らいでいることと思います。中耳炎の辛さはこれからもしばらく続きますので、どうか耐えてください!(はせぴょんさんなら楽勝!)

      ですが安心してください、鼓膜が圧迫される激痛を丸3日も味わう事以上に辛い体験はありません(断言できます)。はせぴょんさんの中耳炎が完治し、一日も早く平穏な日々が戻る事を願っております!

  3. さばねこ より:

    くわしくてわかりやすくて、安心できました。本当にありがとうございます
    右だけ耳管が癒着気味のため、頻繁に中耳炎を起こしていました
    かかりつけの大先生はそのたびに鼓膜切開処置だったのですが、若先生は抗生物質の投与のみです。最近耳鳴がひどく、聴力も落ちて難聴と診断され、内耳に液がたまっているとのことで画像検査の結果待ちです。こちらのブログを読んで以来気持ちが楽になりました。切開したら出て行っていた膿なんかが、薬だけだと出ていかないのかな?などと素人考えでのんびり処置を待っているところです。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      コメントありがとうございます!

      私の身内が中耳炎になった時の話ですが、かかりつけの耳鼻科の先生は、かなりお年を召した方で、時間を忘れてお説教してくれる、古き良き名物院長的なおじいちゃん先生でした。中耳に膿がたまっているとわかると、直ぐに「鼓膜切開じゃ!」と宣言し、患者本人含め家族も毎度心身ともに疲れたものです。

      その後、比較的若い(とはいっても40代)院長の耳鼻科に変えたところ、鼓膜切開は激減!薬で治す療法に変わり、治療疲れはなくなりましたね。時代とともに、治療方法も変わっているんだなぁと感じたものです。

      私ヒゲもやし自身の中耳炎が完治したのは、後者の若い先生でしたので、治療方針がドンピシャに合っていたのかもしれません。体質によって合う合わないがありますが、さばねこさんも期待大ですよ!

      このようなサイトですが、お役に立てたようでうれしく思います。一日も早く、さばねこさんの中耳炎が完治する事を願っております!

  4. ポンタ より:

    ひげさま
    大人の中耳炎に関する情報はネットサーフィンをしていても適当なものが見つからず不安になっておりました。そんな折りに一連の流れがまとまっているこのサイトに辿り着いて気持ちが落ち着いています。
    ただいま、中耳炎で総合病院に入院しております。
    中耳炎の原因はやはり風邪からでしょうね。あのクラブワールドカップでの決勝戦をテレビで鑑賞後喉が痛いから始まり、緑色の痰出る咳続きの風邪が治ったのがそろそろ仕事納めという時期でした。残りの仕事に全力投球していると、なぜか喉の一部に痛みがありました。そして、30日の朝に左耳の下側に痛みと難聴という今までにない状況を迎え、医者(耳鼻科)も休みだしとにかく寝ていました。それまであった食欲は何処へやら、で、1日あまり食べられませんでした。と悶々としていた31日の明け方に左耳に急にバリバリゴロゴロと音がして、耳垂れが出始めました。痛みは無くなりました。これも今までにない経験ですので、兎にも角にも痛みが取れたことで暗い中安心しました。手触り感は水でした。
    しかし目が覚めて見てみると少し赤いわけです。これにびびって、大晦日の朝に車を運転して耳鼻科を幾つか回ったのですがみんな休診。トボトボと帰って寝ます。これで正月は寝てるしかないな、と諦めます。難聴もありますし。
    ようやく今日総合病院に行くと、ステロイド等の投薬治療を勧められ、血糖値の管理も朝昼晩適宜必要なので一週間ほど入院しませんか?と言われ、三連休もあるしな、ということで入院した次第です。今くらいならまだ仕事への影響は少なくて済みますから。自営なので休養は平日でも対応可能です。まあ通院でも出来るとは言われたのですが、耳垂れの汚れを始末するのも大変で、この際思い切りました。耳垂れと難聴がネックですね。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      ポンタ様

      コメントありがとうございます。な、なんと!多くの病院が休診になるド年末に中耳炎を発症し、しかも鼓膜が耐えられる圧力の限界を突破するほどの中耳圧上昇に伴う痛みに耐え抜くとは!いやぁ、こんな事もあるんですね、自分に起こったらと思うと震えます。

      入院されていると書いてあったので、ちょっと重苦しい内容を想像していたのですが(まあ、ある意味ヘビー級な体験ですが)、大事をとっての入院の様なので一安心しました。耳垂れは長く続く事もあるため、入院してしまうというのも手かもしれません。私の場合は仕事中も容赦なく垂れてきたため、苦労した覚えがあります。

      これからは難聴に悩まされる事が多くなると思われます。長期戦になりますので、焦らずのんびり構えて下さいね!ポンタ様の耳炎が完治し、一日も早く平穏な日々が戻る事を願っております!

  5. ポンタ より:

    ひげ様

    ご返信ありがとうございます。
    耳垂れがようやく止まり、それだけで感動しました。(泣)

    ステロイドを使う場合は、お医者さんが近くに随時いらっしゃる環境の方が良いと思います。副作用は人によって違うと思いますが血糖値は必須で上がるので、それは自分では分かりませんから。普段と何ら変わらない状態が続きますが、内面は変わっているので、1日のうち定期的に検査してもらえる環境、入院が最も適していると感じます。

    また加齢により、公私にわたり忙しくなると受けなければいけないのに定期検診が疎かになりがちで、ここで日頃の不摂生も省みることができるという副次的な効果(泣)(笑)が得られるという泣きたいけど笑ってしまう、笑ってしまうけれど笑っている場合ではない!という歯痒い経験もします。投薬治療は全方位的にカラダのチェックが必要なので、だったら素直に入院した方が良いと、早すぎる段階ですが感慨に浸っております。と寝ながら書いているとちょっと耳が浸ってきました。

    今日ここのテーマである鼓膜切開しました。耳垂れがあるということで一気に出しやすくしたいなと朝一ドクターがおっしゃり、早速の手術でした。垂れがあるのだから、鼓膜が既に破けていることは破けているのですが、その穴が非常に小さいのでもう少し「通り」をよくしたいとのことでした。正直楽でした。痛みはまずなかったです。明日もまたするとのことで不安がないと言えば嘘になりますが、回復するのならば安心の方がずっと上回ります。

    頑張ります!

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      ポンタ様

      コメントありがとうございます。いろいろな意味で入院が最適なようですね!一般的に入院すると心身ともに疲弊する事が多いですが、ポンタさんの場合は副次的な効果に期待を寄せるなど、入院をポジティブに捉えているようですね、これって治療にプラスに働くので是非とも継続して下さい!

      しかし鼓膜切開で痛みがほとんどなかったというのは驚きと同時に羨ましい!私の場合、事前に点耳液と電極を併称した麻酔をしたりと仰々しくなり、身構えて鼓膜切開を受けたためか(全身カチコチ)、激痛だったのを思い出します(しかも2回)。ですが、鼓膜切開後の耳垂れが多いほど、「あぁ、耳の中がきれいになって行く…」と前向きに捉えたものです。

      残りの入院生活、頑張って下さい!!

  6. ポンタ より:

    ようやく明日退院です。
    仕事上の忘れていた約束(懇親会)がありましたが外出許可が出ていたので主要な仕事は滞りなく進み、懇親会は出たところでどうせお酒が飲めないし、クライアント相手ではなく同業者の呑み会ですから、まあどうでもいいっていえばどうでもいいです(笑)。病気になる前はこういうブッチを物凄く気にしましたが、今はもっと自分本位になりました(笑)。でもこのくらいの気持ちでないと、自分の健康は守れない気がするのです。
    人間ドックを兼ねていたような今回の入院は、私にとって中耳炎内耳炎の治療以上に得るものが大きかったと思っています。わたしは血糖値が高いらしく、そこで糖尿病の宣告を受けました。ステロイド(ブレドニン)の服用に注意を要するわけです。ステロイドは最初に多く服用し徐々に減らしていくことはひげさんのブログからも明らかですが、1日30mgを複数日服用したときはやはり血糖値がうなぎ登りに上がりました。インシュリン注射をかなり打ちましたが、私の場合は糖尿病の症状は以前からもステロイド服用時にも出ていません。要はステロイドが減れば血糖値も減る仕組みなのでしょう。ただ、万が一血糖値の上昇により糖尿病の症状が出た場合に備えるという意味で入院はかなり安心だと思います。今は1日5mgの服用ですが、血糖値は1日かなり安定していて、まったくの健常者数値です。この血糖値を朝食前昼食前晩飯前就寝前という1日4回測り続けるというのも入院の良さだと思います。ステロイドが自分の体にどのような影響を与えるのかが詳細に分かったのはかなり大きなことだと思っています。ご飯はどんなに味気ないのだろうか、と今後のことを考えると暗澹たる気持ちでいたのですが、すき焼きやシチューが出たり、果物も割と多かったので安心しました。いくら生活習慣を改めようとしてアルコールを避けたとしても食事まで大幅な制限が加わったら涙モノですから。
    ステロイドはやはりかなり効くようで、耳垂れはもう3日前には完全に消え、聴力はまだですが、それでも一時期に比べたら電話の応対も可能ですし日に日に良くなっていることを実感しています。
    中耳炎で入院する場合、おそらく外出許可はもらえる機会が他の疾患より多いと思いますので、迷われている方は積極的に検討した方がいいと思います。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      ポンタ様
      コメントありがとうございます(掲載が遅れてごめんなさい!)

      まずは退院おめでとうございます!ステロイドが効果的だったとのことでよかったです!今後も聴力は日々ちょっとずつ回復していくはずです。私も当初は聴力がかなり低下しており、中耳炎を発症していない側の耳で電話対応しておりましたが、ステロイド服用後は電話対応が可能になりました(これは感動しました!)。それ以降、回復の度合いは緩やかになり、時間はかかりましたが、聴力は完全回復し地獄耳も健在です 笑

      血糖値に注意する必要があったとのことなので、入院が効果的だったことは間違いないですね。通院の場合ですと、ステロイドを使用しない治療方針にもなり得ますので、そうすると聴力の早期回復が難しくなってしまいます。中耳炎の治療において、早期の聴力回復はとても重要になるため、ステロイド治療を受けるためにも入院するという選択肢がある事は広く知ってもらいたいですね(食事も悪くないみたいですし)。

      もうしばらくの辛抱かと思いますが、どうぞお大事にしてください!

  7. さんた より:

    1月9日から耳がつまり行き付けの耳鼻科に行きました。初日から鼓膜切開、麻酔無しです。自分の鼓膜は1日でふさがりすぐに水が溜まり、次の日も切開です。麻酔無しです。あと、鼻洗いに風通しです。1ヶ月毎日通院しましたが、治っていません。そこの先生は様子見ようといい通院しなくて良いとのこと。病院を変えて今通院してます。声が頭の中で響くことが一番辛いです。今は、鼻洗いとネブライザーです。鼓膜切開は2回麻酔しました。この病院の2回目は、電機を使ったメスです。レーザーなのかな。めっちゃ痛いです。麻酔無しの切開のほうが楽ですね。早く良くなりたいです。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      さんた様

      コメントありがとうございます。鼓膜切開を繰り返されているようですね。しかも麻酔無し!私の場合は麻酔有りでも激痛だったので、麻酔無しを想像すると身震いが起こります。しかし麻酔無しで鼓膜切開されたというコメントをちらほら頂くので、珍しいことでは無いようですね。

      さんた様の症状や治療内容から推察するに、滲出性中耳炎でしょうか?私も滲出性中耳炎を発症しましたが、あの難聴には本当に苦労させられ、相当にストレスがたまりましたね。幸いにも私の場合は、鼓膜切開、ステロイドと漢方薬、耳管通気(≒風通し?)が効き、完治することができました。

      電気メスやレーザーを使用した鼓膜切開は、通常のメスを使用するよりも、鼓膜の開口部分が長期に渡り残るため、中耳炎を確実に治すことができるとされています。なので、病院を変えて正解だったのではないでしょうか!一日も早くさんた様の中耳炎が治ることを願っております。

  8. ミズキ より:

    耳管の動きが思うようにいかず、いつも飛行機の下降時に航空性中耳炎気味(冷や汗をかきながら飴玉15個ぐらい使って舌はヒリヒリ。必死の頻回の耳抜きで降りたあとはグッタリ;)になるので鼓膜チューブをやろうか悩んでいます。かかりつけの耳鼻科に相談してみたら、「鼻炎を治したらスッキリするかも」「キレイな鼓膜だし、大丈夫じゃない?」と言われ、切開を渋られました。
    鼻炎は、どうやら簡単には治りそうになくて、飛行機で一度激痛を経験してしまい、毎回恐怖に駆られるよりは、チューブ留置をやってみた方が良いのかなと思っています。チューブに肯定的な医者を探した方が良いでしょうか?

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      ミズキ様

      コメントありがとうございます。航空性中耳炎で苦労されてるようですね。離陸してしまうと気圧の変化から逃れることはできないため、心身ともに極度に疲弊してしまいますよね。私も中耳炎の発症後に飛行機に乗った際はいろいろと不安になりました(その時の様子はこちら)。

      航空性中耳炎の治療には鼓膜チューブの設置が効果的という報告も多数あるので、鼓膜チューブに精通した医師を探すのも大いにアリかと思います!鼻炎の治療はそう簡単ではないと思いますし、鼻炎とは一生付き合っていくものだと思っています(半ばあきらめてます)。

      もし処置が間に合わず飛行機に乗る予定があるのであれば、耳抜きの方法を変えてみるのもありかと思います。耳抜きには主にバルサルバ法、フレンツェル法、トインビー法の3つがあります。ご自分にあったやり方を探してみるのも良いかもしれませんね。マリンダイビングというダイビング専門雑誌のWebページに3種類の方法が記載されているので参考にしてみてください⇒こちら

  9. ひまわり より:

    私は、子どもの頃から中耳炎を繰り返していて、20代前半から中耳炎予防のために、毎月耳鼻科で鼻から耳へ空気を送っています。今、40代後半になりました。
    先日、また中耳炎にかかり、鼓膜切開したものの、聞こえが戻らず、片耳が難聴になってしまいました。ステロイドなど、7種類の薬を服用して1週間以上。回復の兆しがなく、不安でいっぱいです。
    色んなサイトを見ましたが、実際に中耳炎を患った方々と気持ちを共有できるのは有難いですね。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      ひまわり様

      コメントありがとうございます。予防のために毎月耳管通気されていたんですね。さぞかし中耳炎でご苦労されたと思います。当サイトには中耳炎で悩まれている方々からコメントが寄せられます。中耳炎で入院された方、両耳中耳炎を発症した方(少なくないです)、海外で中耳炎を発症した方など、多くの方が不安と心配を抱えているんです。少しでもそんな方たちのお役に立てればいいなぁと思ています。

      ステロイド等の服用を開始して一週間、聴力が戻らないとのことですが、私の場合は聴力の回復が見られたのは治療開始してから2週間ほど経ってからでした。なので個人差もあると思いますが、もうちょっとだけ辛抱が必要かもしれませんね。頑張ってください!そういえば、漢方薬や鍼で改善したとのコメントも頂いことがあります、参考までに(興味がある場合は医師に相談してみてください)。オトヴェントと呼ばれる自己耳管通気器具も販売されているので、今後の中耳炎予防に活用してみるのもいいかも。

  10. らこらこ より:

    ヒゲもやしさん

    はじめまして。
    中耳炎発症2日目ホヤホヤの、らこらこと申します。
    まさか自分が中耳炎になるとは予想外でかなり凹んでましたが、こちらのサイトにたどり着いて勇気をもらってます!

    4日ほど鼻風邪をひいてて鼻が詰まっていたのですが、あまりに詰まるのでむかついて力の限り右鼻をかんだところ、夜中に耳の激痛で起きることに。異様な痛みにとりあえずロキソニンを飲んで寝るも、起きたらとんでもない激痛で歩くのもやっと(>_<) 子供たちに朝ご飯も用意できず、ふらつきながら耳鼻科に行きました。

    診察では、鼻を強くかむなんて余計なことしたね、と医者に言われてしょんぼり。鼓膜が膿んでる画像を見せてもらい、ふらつくのでめまいの検査をしました。内耳まで炎症が広がってるか判断が難しい状態だから、とりあえず抗生剤で菌を叩こう!と言われて薬をいくつか処方されました。

    鼓膜切開はスタンダードな治療方法ですか?痛いのは嫌だけど、いま耳管が恐らく膿でパンパンで、鼓膜が全く音を拾えてないです。。このまま聞こえなくなったらどうしようと、後遺症が怖いです。膿はどうなっちゃうんだろうと不安です~。

    ヒゲもやしさんのサイトを見て、経験談などとっても勉強になりました!ちゃんと治療して、完治させたいです!希望を持って2度目の受診してきます。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      らこらこ様

      コメントありがとうございます。あらら、かなり痛そうな体験談ですね。しかし、力の限り鼻をかむなんて、ちょっと笑ってしまいました(ごめんなさい)。それが激痛の直接の原因とは思いませんが、少なくとも引き金にはなっていそうですね。

      ちなみに鼓膜切開ですが、現在はスタンダードな治療方法では無くなりつつあると思います。抗生剤の普及と改良に伴い、鼓膜切開は推奨されなくなっています。もちろん急性中耳炎の痛みを早急に取り除く場合は有効ですが、中耳炎を治すという観点で、鼓膜切開の優位性は無いというのが日本耳科学会や米国小児学会をはじめとした世界の共通認識です。抗生剤で中耳炎を治すというのが王道です。

      らこらこ様の今の状態は、中耳が炎症をおこし膿が溜まっていると思われるので、膿が排出されて炎症が治まれば、聴力はある程度回復するはずです。ただ、耳というのは非常にナイーブな器官ですので、ある日を境にスッキリと回復するケースは少なく、長期化する事が多いです。ただ、回復のペースは遅いですが、治る病気ですのでご安心を!完治までには1か月ほどかかると思っていてください!そうそう、当分は何事も慎重にしてくださいね。耳優先です、耳に優しくしてくださいね!らこらこ様の中耳炎が一日も早く治ることを願っております。

  11. ももえ より:

    ひげもやしさん初めまして。
    5月の末に扁桃炎の病みあがりで箱根の大涌谷に行ったところ、耳の閉塞感を感じましたがそのままにしてその晩急性中耳炎を発症し、鼓膜切開をしたものの滲出性中耳炎に移行して2度目の鼓膜切開をして、未だに難聴と耳鳴り、耳垂れも少しある現場です。
    発症してからこのサイトを熟読して、長丁場になるんだ、と励まされてきました。
    細菌の検査をしたところ、抗生物質が注射のものしか効かないことが分かったのですが、先生は洗浄と消毒でどうにかしようと言うスタンスです。今日やっと治らないことにしびれを切らして、注射の注文とチューブ手術を提案されました!もういくらでも払うので治してくれって日々苦しんでます(泣)
    見た目には分からない耳の病気、こちらのサイトが代弁してくれてありがたいです。

    • ヒゲもやし ヒゲもやし より:

      ももえ様

      コメントありがとうございます。急性中耳炎からの滲出性中耳炎、そして鼓膜切開と、大人の中耳炎フルコースですね!難聴や耳鳴りも典型的な症状ですので、不安になる必要はありません。ももえ様がコメントされた症状については、全て私も経験済みです!(威張れる事じゃない)。時間はかかりますが、どの症状も完治しますので、根気強く気長に通院してくださいね。細菌の検査云々は少し気になりますが、鼓膜換気チューブの施術を受ける様なので期待しましょう!

      大人の中耳炎は様々な症状に悩まされる病気なのですが、その辛さが周囲の人達には全く伝わらず、挙句の果てに子供の病気でしょ?と一蹴されてしまい、闘病の苦しみが十分に理解してもらえません!そんな虐げられている大人の中耳炎を理解してもらうために当サイトを作りました。少しは役に立っているかな?

      滲出性中耳炎は長期化する事が多いので、もうしばらく頑張る必要がありますね。ももえ様様の中耳炎が一日も早く治ることを願っております。

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