大人の中耳炎日記

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他人事ではない!?中耳炎の入院事情について調べてみました

      2015/04/11

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こんにちは、ヒゲもやしです。

これまで当サイトでは大人の中耳炎事情に焦点を当て、様々な角度から調査・勉強してきました。調査する上で、多くの文献や統計資料に目を通すのですが、その中で気になっていることがありました。それは「中耳炎が原因で入院することがあるのか?」です。

幸いにも自分の場合は、入院せずに完治することができましたが、中耳炎は繰り返すとも言われています。ヒゲもやしは小心者のおっさんですでの、他人事ではありません。中耳炎と入院の関係について調べてみたいと思います。備えあれば憂いナッシングーです!

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中耳炎が原因で入院することはある!?

はい、中耳炎で入院するケース、あります。しかも幅広い年齢で!その根拠となるのは、厚生労働省が実施している医療給付実態調査の結果です。

医療給付実態調査は、傷病別、年齢別、都道府県別等、さまざまな角度から医療保険がどの様に使われているのかを集計している調査です。

厚生労働省が実施している患者調査は、「人」が主たる単位ですが、医療給付実態調査は「診療」が基本の単位となります。年間を通しての診療件数や診療日数、医療費が集計されます。

平成24年度の医療給付実態調査によると、中耳炎による診療件数は以下の通りになっています。

入院外:4,171,887 件

入院 :     19,957 件

入院外、つまり通院による中耳炎の診察は400万件を超えているんですね。すげぇ多い!ちなみにここで言う件数は、医療機関で作成される診療報酬明細書の枚数であって、患者1人につき毎月1枚作成する決まりになっています。月を跨いで診察を受けると、2件としてカウントされるため、純粋な中耳炎の患者数ではありませんのでご注意を。

通院件数と入院件数、比率にすると、209:1です。つまり中耳炎の診療において、約200人に1人の割合、百分率にすると0.5%が入院していると言えます。0.5%と聞くと、レアなケースと思われるかもしれませんが、200人に1人ですので、それほど珍しいことではないと思われます。

年齢毎の入院件数も調べてみました。

中耳炎_年齢階級別診療件数

乳幼児の入院が圧倒的に多いですが、これは元々の中耳炎患者数が多いためです。次のグラフのようにパーセンテージにすると、大きな差は無いことがわかります。

中耳炎_年齢階級別入院率

ヒゲもやしのような脂ぎったアラフォー世代においても、0.3%後半の割合で入院していますね。

 

なぜ入院するのか?

中耳炎で入院することはそれほど珍しくないことが分かりました。では、どうして入院するのでしょうか?

調べてみると、手術が必要な場合に入院するケースが多いようです。具体的には滲出性中耳炎の鼓膜チューブ留置術や慢性中耳炎に対する鼓室形成術などの手術を指します。

鼓膜チューブ留置術は、その名の通り、鼓膜にチューブを挿入し、滲出液が排出されるようにするための処置です。鼓膜切開を繰り返しても改善されない場合に行われるケースが多いようです。

また、中耳炎が悪化・慢性化すると、中耳の構造が崩れ、聴力低下や、炎症が内耳にも影響し難聴やめまいに悩まされることになります。その際に行われるのが、鼓室形成術です。

どちらも中耳炎の症状が長引いた結果の処置ですので、放って置かず早期の治療が重要です。

ちなみに、入院したからといって、必ず手術が行われるわけではありません。入院後の検査で手術が不要だと判断される場合や、何らかの理由で手術できない場合が、それにあたります。

厚生労働省が実施している患者調査(平成23年度)によると、中耳炎が原因で入院した際に、手術が行われたのは76%でした。残りの24%は手術無しです。

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入院する期間はどれくらい?

中耳炎で入院した場合、入院に必要な期間はどれくらいになるのでしょうか?厚生労働省が実施している患者調査に該当のデータがありました。

6.9日

ちなみに全傷病の平均入院日数は32.8日です。それに比べると中耳炎の入院期間は短いんですね。ちょっと安心です。

手術の有無によっても日数は異なります。

手術あり:7.5日(術前2.1日、術後5.4日)

手術なし:4.9日

年齢毎のデータもあったので、グラフにしました。一部突出しているデータがありますが、これは無視するとして、乳幼児の入院期間は大人よりも短いですね、これはちょっと意外。

中耳炎_年齢階級別入院日数_手術有無別

 

まとめ

中耳炎の入院事情を調べてみました。中耳炎が悪化・慢性化すると、手術が必要になるケースがあり、中耳炎患者の200人に1人が入院しているといったデータもあります。

入院というのは、精神的にも肉体的にも負担が大きく、また周囲の理解や協力が必須になるため、入院せずに根治することが理想的です。

しかし、入院したからといって、悲観することはありません。しっかりとした治療方針の下、治療に専念することができるため、根治にかなり近づくのではないでしょうか。また入院期間も1週間程度で済むため、他の傷病(平均32.8日)に比べて短い期間で済むことも、忘れないで下さい!

 - 中耳炎調査 , ,

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